医師国家試験の勉強リアルを、国試直後の6年生が解説します。
模試の偏差値がいくらであっても、不安になるものです。今回は「医学生のレベル感と分布」を、体験ベースで話していきます。
偏差値が違っても不安になる理由
数々の友人の点数と偏差値を見せてもらったところ、ある気づきを得ました。
医学生の集団は、主に三つの集団に分かれていると感じます。
- 偏差値60以上の優秀集団
- 偏差値40〜54の平均集団
- 偏差値30台のやばめ集団
この三つの集団を、それぞれ集団A、B、Cと名付けます。
医学生の分布は「正規分布っぽくない」
ほとんどの医学生は集団Bに所属しており、非常にたくさんの人間がこの集団でひしめき合っています。
正規分布のグラフでいうと、中央の集団が異様に高く突出しており、上も下も中央から離れた位置で点々と存在しているイメージです。
そのため、偏差値に差があったとしても点数の差はほとんどないと感じます。
集団Bにいれば、そうそう落ちない
この集団Bにいれば、落ちることはそうそうないだろう、というのが実感です。
そして、たくさん勉強しても、だいたいは同じ集団内で少し移動するということになります。悲しい話ですが、どの集団に配属されるかは先天的なものである程度決められてしまっているかもしれません。
例外:明確にサボっていた場合だけ、集団を移動しやすい
例外は、明確にサボっていたことが原因で集団BやCに所属していた場合です。
その場合に限っては、爆発的な成績の伸びで集団を移動することがあります。
ただし、少々さぼったぐらいでは集団を降りることはない。
これは、少々勉強しても集団を昇格することはないのと似ています。
体験談:勉強しなくても「大崩れ」しないこともある
筆者は1か月旅行で勉強を一切しませんでしたが、大きな変動はありませんでした。
一方で友人は3か月ほど遊んでいた結果、集団Cに降格しました。
その後、1か月の勉強で集団Bの上位に戻りました。
これらの現象の背景には、別の記事で記載している、私の考える**「暗記の本質」**が関わってくると読んでいます。
結論:9割以上が合格する試験。過度に恐れなくていい
医師国家試験は9割以上の医学生が合格する試験です。
過度に恐れる必要はない、というのが私のアドバイスです。
周りの成績の向上から焦る気持ちもわかりますが、逆転不合格というのはほとんどの場合起きません。杞憂に終わります。
不合格パターンはほぼ2つ
逆に不合格パターンというのは、ほとんどの場合以下の二つに収束します。
- ずっと集団Cに所属していて、がんばっても一度も集団Bに入れたことがないパターン
- 集団Bに所属していたが、直前期にさぼりすぎたパターン
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